撮影方法について(ピント)
こんにちわ
私の撮影方法について記しておきます。
まず、ピントです。
写真を決める要素に、構図、露出、ピント等がありますが、
意図したところにピントが来ていないと、それは写真ではないと
思います。それくらい気を付ける必要があります。構図、露出が
適切でも、ダメです。
デジタルカメラはピントは自動で会いますが、
花を撮る場合にはいわゆる’おしべ’にピントが合っていないとダ
メですし、
風景写真の場合には、適当でよいような気もしますが、ピントに
は被写界深度がありますので、その範囲内での撮影となります。
被写界深度について説明しますと、
花の場合、’おしべ’にピントを合わせ、花の淵から淵までピントが
合うように、絞りを調整します。ここで悩むのが、花の場合は、バ
ックをぼかしたい場合がほとんどなので、できるだけ絞りを開けた
いわけです。この返の見極めで、数枚撮影することとなります。
風景の場合は、画面の手前1/3ぐらいから2/3ぐらいまでに
合わせます。被写界深度はピントの後ろが広いので、手前1/3
が良いかもしれませんが、手前は若干ぼけていた場合が良い場合が
多いので、後ろに合わせる場合が多いです。
この辺のところを自動でピントを合わせていると、どこにピントが
あっているのか、撮影時にわかりにくい写真となります。結果後で
パソコンでチェックした場合、くやしい思いをします。
ピントは重要な意思です。
以下の写真、バラで手前のバラの花全体にピントを合わせて、バック
はボケるように撮っています。絞りはF5.6です。
下の写真は、小石川後楽園の菖蒲です。菖蒲にピントを合わせて、手前の竹
の覆いはぼかしてます。絞りはF3.2です。
次の写真はフジアザミに雪が積もっている写真です。バックに富士山も入れたいので
絞っています。F16です。