撮影方法について(構図)
こんにちは
今回は構図についてです。
ピント、露出はカメラまかせで撮ることもできますが、
この構図はそうはいきません。いい写真とそうでない
写真の差が一番出るところかもしれません。
何を撮りたいのかも、構図で決まることになります。
構図がしっかりしていると、安心感があり、見飽きない
写真となります。
よくスナップ感覚で、写真を撮っている人がいますが、
そのような撮り方でよい写真が撮れるわけがありません。
撮影意図が一番出るのが構図です。つまり何をどのように
撮るのかを、ほぼ決める作業が構図で、精密に組み立てる
必要があります。
以下の写真は秋の涸沢です。流れてくるような紅葉を表現するため広角で撮って
います。涸沢槍を奥にもってきていて、視線がまず、涸沢槍に、次に紅葉にと
いう意図です。この視線の移動を考えるのも重要です。
良い被写体を見つけたら、まわりのポイントを、色を含めて選び、精密に構図
を決める。決して手を抜かないことです。1枚撮ったら、意図どおりか、確認
します。
よく写真は感性と技術が重要だと言います。
良い被写体を見つけ、もっているレンズでどう表現できるか、撮影位置はどう
かといったことを素早く決める必要があります。