撮影方法について(構図2 三脚)

こんにちわ

 

風景撮影についてですが、三脚はやはり必要です。

よく、手振れ補正のあるカメラだから三脚は不要といったことが言われますが、

手振れは救えても、構図を決めるのはそうはいきません。

構図をきちんとするには、三脚が必要です。私もよく、手持ちで撮影しますが、

後でパソコンで見た時に、構図の甘さを痛感することがあります。

 

三脚を使用すると、

①構図を固定できる。

 これは微調整を可能とします。同じ構図で、露出を変える、

 色温度を変えて撮影できる、といったこともできます。 

置きピンできる。

 これはその都度、ピンを合わせるという作業から解放されます。

 その分、他の作業に集中できます。この場合のピント合わせは手動です。

③シャッターチャンスを待てる。

 風景写真のシャッターチャンスはいきなりやってきて、すぐに去っていきます。

 その瞬間を待って撮ることになります。

④水平を出しやすい

 この件は別途解説いたします。

 

これらは、すべて風景写真を撮るときに必要な要素です。

 

写真は冬の筑波山(女体山)からの写真です。日没後のトワイライトタイムです。

6秒の露光です。

 

<右側の黒い部分は男体山です。地平線の果てに富士山が写ってますが、

 わかります?>

f:id:beyond2020:20200926103833j:plain

 

尾瀬テント泊202009秋

こんにちわ

 

 この連休、尾瀬でテント泊してきました。

 山の鼻のテント場は今年から予約が必要です。

 事前に何度か電話しましたが、つながらず。

 飛び込みです。

 

 何とか空いていて、テントが張れました。

 15張りしか張れないので、余裕です。

 この意味ではコロナのおかげですかね。

 (普段のの年は30張りぐらい張ってくるので密度が高いです)

 

 テントが張り終わって、尾瀬ヶ原の撮影に出かけました。

 午後になって日が差してきました。

 風景写真は日光がやはり必要ですね。

 

 尾瀬にも人出が戻ってきています。

 ’こんにちわ’を50回は言ったと思います。

 

 9月下旬は暑くもなく、寒くもなく快適です。

 ただ、夕方、吐く息は白かったです。 

 テント泊のシュラフは冬用をもっていったので、

 すっぽり入ると暑かったです。

 

 今回のテント泊で’おや’と思ったのは熊対策ですね。

 食料と調理機材は小屋の中に箱があり、そこに夕食後

 収納することになってました。これは熊が食料を狙って

 来ることから理にかなってますね。テントで寝ている

 所を襲われるとかないませんから。そういえば、8月に

 事故のあった上高地の小梨平キャンプ場ですが、再開され

 ましたね。やぶとかを切ったようです。10月に行って

 みるかな。

 

 撮影に話を戻します。

 尾瀬ヶ原のいつもの撮影場所での撮影です。

 

 <夏のかがやきは無くなって、秋の空を映して落ち着いた感じです>

f:id:beyond2020:20200922112048j:plain

  

<気持ちの良い草原です>

f:id:beyond2020:20200922112214j:plain

 

<光を捉えて>

f:id:beyond2020:20200922112324j:plain

 

翌日は、朝5時からカメラ、テントを背負って、至仏山登山です。

体力テストです。

天気は、それなりに良い予報だったはず。

しかし、上の方では雨。

至仏山は雨が降ると手ごわいんです。滑ります。

たしか、蛇紋岩という石です。つるつるです。

なんとか、しんどい思いをして、

高速バスに間に合って下山できました。

途中で、若い1人の女性に声かけられました。

’大きなザックを背負われているんですね!’

通り過ぎた彼女のザックも、自分の75Lの

ザックと変わりない大きさでした。

足取りは軽快です。

 

今回、ザックのヒップベルトの止め金具がどっかに

行ってしまいました。

バスも3時間遅れでの到着、いろいろあった山行でしたが

中身は濃かったです。

もぅ一度、今年、尾瀬に入りたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

撮影方法について(構図)

こんにちは

 

今回は構図についてです。

 

ピント、露出はカメラまかせで撮ることもできますが、

この構図はそうはいきません。いい写真とそうでない

写真の差が一番出るところかもしれません。

何を撮りたいのかも、構図で決まることになります。

構図がしっかりしていると、安心感があり、見飽きない

写真となります。

 

よくスナップ感覚で、写真を撮っている人がいますが、

そのような撮り方でよい写真が撮れるわけがありません。

撮影意図が一番出るのが構図です。つまり何をどのように

撮るのかを、ほぼ決める作業が構図で、精密に組み立てる

必要があります。

 

以下の写真は秋の涸沢です。流れてくるような紅葉を表現するため広角で撮って

います。涸沢槍を奥にもってきていて、視線がまず、涸沢槍に、次に紅葉にと

いう意図です。この視線の移動を考えるのも重要です。

f:id:beyond2020:20200908213346j:plain

 

 良い被写体を見つけたら、まわりのポイントを、色を含めて選び、精密に構図

を決める。決して手を抜かないことです。1枚撮ったら、意図どおりか、確認

します。

よく写真は感性と技術が重要だと言います。

良い被写体を見つけ、もっているレンズでどう表現できるか、撮影位置はどう

かといったことを素早く決める必要があります。

 

 

 

 

 

 

撮影について(主題を求めて)

こんにちは

 

撮影で良い結果を残す為には、まず主題探しです。

一番多く撮られているのは富士山でしょうか?

多くの場所で、色んなアングルで撮ることができます。

それゆえに、難しいとも言えます。

 

以下の写真は、高川山からの撮影です。

撮影に適した場所は複数のポジションがあるのかなと思いましたが、1ヶ所ですね。

つまり、朝早く登って、ポジションを抑える必要があります。この

写真の撮影時間は朝7時です。朝の斜光でとらえています。

前泊して、暗い中を登りました。

 

f:id:beyond2020:20200909210554j:plain

 

富士山は朝だけでなく、夕刻も絵になります。

以下の写真は岩殿山からの富士山と大月市街です。

 

f:id:beyond2020:20200909211726j:plain

 

撮影方法について(ピント)

こんにちわ

 

私の撮影方法について記しておきます。

まず、ピントです。

 

写真を決める要素に、構図、露出、ピント等がありますが、

意図したところにピントが来ていないと、それは写真ではないと

思います。それくらい気を付ける必要があります。構図、露出が

適切でも、ダメです。

 

デジタルカメラはピントは自動で会いますが、

花を撮る場合にはいわゆる’おしべ’にピントが合っていないとダ

メですし、

風景写真の場合には、適当でよいような気もしますが、ピントに

被写界深度がありますので、その範囲内での撮影となります。

 

被写界深度について説明しますと、

花の場合、’おしべ’にピントを合わせ、花の淵から淵までピントが

合うように、絞りを調整します。ここで悩むのが、花の場合は、バ

ックをぼかしたい場合がほとんどなので、できるだけ絞りを開けた

いわけです。この返の見極めで、数枚撮影することとなります。

風景の場合は、画面の手前1/3ぐらいから2/3ぐらいまでに

合わせます。被写界深度はピントの後ろが広いので、手前1/3

が良いかもしれませんが、手前は若干ぼけていた場合が良い場合が

多いので、後ろに合わせる場合が多いです。

この辺のところを自動でピントを合わせていると、どこにピントが

あっているのか、撮影時にわかりにくい写真となります。結果後で

パソコンでチェックした場合、くやしい思いをします。

ピントは重要な意思です。

 

以下の写真、バラで手前のバラの花全体にピントを合わせて、バック

はボケるように撮っています。絞りはF5.6です。

f:id:beyond2020:20200906114541j:plain

 

下の写真は、小石川後楽園の菖蒲です。菖蒲にピントを合わせて、手前の竹

の覆いはぼかしてます。絞りはF3.2です。

 

f:id:beyond2020:20200906113356j:plain

 

次の写真はフジアザミに雪が積もっている写真です。バックに富士山も入れたいので

絞っています。F16です。

f:id:beyond2020:20200906120026j:plain

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

砂療法について

こんにちは

 

 先日、砂療法なるものを受けてきました。

 

 これは、砂の中に体ごと入っているだけの療法です。

 副作用はまったくないようです。

 万病に効果があるようです。

 

 現代の人はいろいろな化学物質で体が汚染されているといわれます。

 薬とか飲んでいれば、特にそうでしょう。

 できるだけ薬に頼らないように生きていきたいものです。

 この砂療法は一種のデトックス療法です。

 科学物質を体から出すことができます。

 

 昔から、フグで毒にあたった場合、土に入っていると毒がぬけると

 いうことが言われてきているようです。

 

 私がこの療法を知ったのは、東城百合子さんの著作からでした。

 長く砂に入っているほうがよくて、先日は8時30分ころから

 14時前まで入ってました。暑くてこれ以上は耐えられません

 でした。当日は35度くらいあったのでは。

 

 気温が30度くらいが良いと思います。砂の中は暑くないです。

 個人では難しいので、そういった会に参加する必要があります。

 湘南 砂浴 で検索すれば、出てきます。

 

 その後、体調が良くなったような気がします。

 

 

 

 

 

 

尾瀬2020夏

こんにちわ

 

 先日、尾瀬に行ってきました。2泊3日小屋泊まりです。

 コロナの影響とか、自分の体調とかで今年初めての尾瀬です。

 今回、至仏山登山も計画いたしましたが、当日やめました。

 体調がいまいちだったのと、熊が気になった為です。

 (いや、本当は体力不足の為かな)

 

 現地の小屋の館内放送で熊に気を付けるように言われます。 

 ビジターセンターの記録でも、山の鼻の小屋の近くで、熊の

 目撃情報が多いです。

 そう、尾瀬は熊が多いのです。

 昨年も熊の出没情報は多かったのですが、今年はそれ以上の

 ようですね。私も、鈴、笛に熊撃退スプレーまで装備です。

 

 

 至仏山登山は3日目の朝で考えましたが、2日目の朝で考える

 べきでした。夏なので体力の消耗を防ぐ意味もあります。

 

 

 尾瀬ヶ原はもう、秋の気配がありました。草もみじが色づいて

 きているような感じです。梅雨が長いと秋が早いのでしょうか?

 

 気になったのは、しらかばの木が折れたり、枯れたりしてきて

 います。鉄砲虫の害でしょうか?

 鹿防止の柵がずいぶん増えてきています。撮影に支障が出る

 位です。これは鹿の害を防ぐ為ですが、鉄砲虫の対策も必要

 に思います。

 

 尾瀬の入山者数は減少の一途です。

 平成11年は年間42万人でしたが、令和元年は24万人です。

 日帰りも増えているように感じます。

 原因は尾瀬自体の魅力と、あまり汗をかく習慣がない人が増えた

 せいかなと思っています。

 

 今年、営業していない山小屋が多くありますが、このまま営業

 しない小屋も出てくるのではと危惧しています。

 

 だんだん動物たちの楽園に戻っていくのかもしれませんね。

 

 写真は朝の尾瀬ヶ原と燧ケ岳です。

 

 

f:id:beyond2020:20200816155346j:plain