こんにちわ
先日、尾瀬に行ってきました。2泊3日小屋泊まりです。
コロナの影響とか、自分の体調とかで今年初めての尾瀬です。
今回、至仏山登山も計画いたしましたが、当日やめました。
体調がいまいちだったのと、熊が気になった為です。
(いや、本当は体力不足の為かな)
現地の小屋の館内放送で熊に気を付けるように言われます。
ビジターセンターの記録でも、山の鼻の小屋の近くで、熊の
目撃情報が多いです。
そう、尾瀬は熊が多いのです。
昨年も熊の出没情報は多かったのですが、今年はそれ以上の
ようですね。私も、鈴、笛に熊撃退スプレーまで装備です。
至仏山登山は3日目の朝で考えましたが、2日目の朝で考える
べきでした。夏なので体力の消耗を防ぐ意味もあります。
尾瀬ヶ原はもう、秋の気配がありました。草もみじが色づいて
きているような感じです。梅雨が長いと秋が早いのでしょうか?
気になったのは、しらかばの木が折れたり、枯れたりしてきて
います。鉄砲虫の害でしょうか?
鹿防止の柵がずいぶん増えてきています。撮影に支障が出る
位です。これは鹿の害を防ぐ為ですが、鉄砲虫の対策も必要
に思います。
尾瀬の入山者数は減少の一途です。
平成11年は年間42万人でしたが、令和元年は24万人です。
日帰りも増えているように感じます。
原因は尾瀬自体の魅力と、あまり汗をかく習慣がない人が増えた
せいかなと思っています。
今年、営業していない山小屋が多くありますが、このまま営業
しない小屋も出てくるのではと危惧しています。
だんだん動物たちの楽園に戻っていくのかもしれませんね。
写真は朝の尾瀬ヶ原と燧ケ岳です。